お札の基本情報~現在発行されているお札~

現在、発行されているお札(E券)をご紹介しています。
※発行順を表すため、お札をABCDEの記号で区別することがあります。現在発行されているお札は、戦後5番目の発行ということで、「E券」と呼ばれています。

E一万円券

E一万円券の表と裏の画像
図柄 表面には、明治の思想家で慶應義塾大学を設立した福沢諭吉(ふくざわゆきち)の肖像を描いています。裏面には、平等院鳳凰堂に据えられている鳳凰像を描いています。
寸法 縦76mm、横160mm
色数 表面は、凹版2色・地模様など12色。裏面は、凹版1色・地模様など6色。
発行開始日 平成16年(2004年)11月1日
記番号 黒色 平成16年(2004年)11月1日発行分から
褐色 平成23年(2011年)7月19日発行分から

※お札の偽造防止技術については、こちらをご覧ください。偽造防止技術の紹介ページへ

注目情報

福沢諭吉の一万円札は、2種類あることをご存じですか?

D一万円券とE一万円券の表と裏を比較した画像

福沢諭吉が肖像となっているお札は、現在発行されているE一万円券と、昭和59年に発行されたD一万円券の2種類があります。
E一万円券(右図)は、表面にホログラムがあり、裏面は鳳凰像です。
D一万円券(左図)は、表面にホログラムがなく、裏面は2羽のキジです。
現在、どちらも使用できます。

D一万円券(福沢諭吉)詳細ページへ

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E五千円券

E五千円券の表と裏の画像
図柄 表面には、明治時代の小説家・歌人の樋口一葉(ひぐちいちよう)の肖像を描いています。裏面には、江戸時代の画家である尾形光琳(おがたこうりん)作の国宝「燕子花図」(かきつばたず)の一部を描いています。
寸法 縦76mm、横156mm
色数 表面は、凹版2色・地模様など12色。裏面は、凹版1色・地模様など6色。
発行開始日 平成16年(2004年)11月1日
記番号 黒色 平成16年(2004年)11月1日発行分から
褐色 平成26年(2014年)5月12日発行分から

注目情報

ホログラムの透明層の形を、2014年5月発行分から変更しています。

E五千円券のホログラムの透明層の変化を示した画像

目の不自由な方にとってお札がより使いやすいものとなるよう、2014年5月発行分から、E五千円券のホログラムの透明層の形状を変更しました。
楕円形から四角形に形を変更し、大きさを約1.7倍にすることで、印刷面との触感の違いにより識別性を向上させています。
楕円形のものも、これまでどおり使用できます。

識別性向上に向けた取組ページへ

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E千円券

E千円券の表と裏の画像
図柄 表面には、細菌学者で黄熱病研究に尽力した野口英世(のぐちひでよ)の肖像を描いています。裏面には、世界遺産に登録された富士山と日本を象徴する花である桜を描いています。
寸法 縦76mm、横150mm
色数 表面は、凹版2色・地模様など11色。裏面は、凹版1色・地模様など6色。
発行開始日 平成16年(2004年)11月1日
記番号 黒色 平成16年(2004年)11月1日発行分から
褐色 平成23年(2011年)7月19日発行分から
紺色 平成31年(2019年)3月18日発行分から

※お札の偽造防止技術については、こちらをご覧ください。偽造防止技術の紹介ページへ

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D二千円券

D二千円券の表と裏の画像
図柄 表面は、世界遺産に登録された沖縄の首里城にある守礼門を主模様として描いています。裏面は、「源氏物語絵巻」第38帖「鈴虫」の絵図に詞書(ことばがき)を重ねた図柄と源氏物語の作者である紫式部(むらさきしきぶ)を描いています。
寸法 縦76mm、横154mm
色数 表面は、凹版4色・地模様など11色。裏面は、凹版1色・地模様など6色。
発行開始日 平成12年(2000年)7月19日
記番号 黒色 平成12年(2000年)7月19日発行分から

※お札の偽造防止技術については、こちらをご覧ください。偽造防止技術の紹介ページへ

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