お札と切手の博物館について(概要・沿革)

更新日:2024年1月18日

市ヶ谷にあった「お札と切手の博物館」

国立印刷局が大蔵省紙幣司の名で創設されたのは、明治4年のことです。

我が国において近代的なお札や切手が誕生したのも、やはり同じ頃のできごとです。それから150年、国立印刷局は日本のお札づくり、切手づくりに一貫して携わり、その製品と共に歩んできました。

その結果、今日に至るまで製造された数々の製品は、お札や切手の歴史、印刷技術の歴史を物語る貴重な資料となっております。


現在の「お札と切手の博物館」

当館「お札と切手の博物館」は、昭和46年に印刷局創立100年を記念して東京都新宿区市ヶ谷に開設し、平成23年3月に東京都北区王子に移転しました。

展示室では、お札、切手、証券など、国立印刷局が製造した各種製品と、明治期以前のお札、諸外国のお札や切手、お札の製造と深いかかわりをもつ銅版画など、様々な資料を展示し、お札の歴史、偽造防止技術などについて解説しております。

当館の展示を、お札や切手を通じた知識習得の場としてご活用いただければ幸いに存じます。


博物館ロゴについて

ページ左上に掲げた「お札と切手の博物館」ロゴの文字には、お札の名称や額面数字などに使われている、「大蔵隷書(おおくられいしょ)」と呼ばれる書体を使っています。「大蔵隷書」は、お札や諸証券に独自の書体として国立印刷局が制作したもので、戦後から現在まで伝統書体として使い続けられています。
文字の両側には、お札に使われている彩紋(さいもん)と呼ばれる模様が配されています。彩紋は、その装飾性や偽造防止機能により明治時代から使われ続け、現在ではお札を象徴する模様となっています。

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