古美術品調査日記 巡回日記(じゅんかいにっき)の解説

各収蔵品の解説をご紹介します。

古美術品調査日記 巡回日記(じゅんかいにっき)

古美術品調査日記 巡回日記(じゅんかいにっき)のイメージ

 巡回日記は、明治12(1879)年に印刷局が行った東海・近畿地方の古美術品調査旅行の記録です。局長の得能良介(とくのうりょうすけ)が記し、後に息子の通昌(みちまさ)によって刊行されました。
 この調査は、日本の伝統文化についての見識を深め、それを印刷局製品の参考とすることを目的とする、142日間に及ぶ長旅でした。巡回日記には寺社仏閣や古美術品のほか、道中の出来事が詳細に記されています。また、得能良介の製品製造に対する見解も散見され、非常に興味深い資料です。
 調査の成果は、後に『国華余芳』写真帖などの発行物にまとめられました。

発行 明治22(1889)年
サイズ H220×W54×D17mm

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