解説

各収蔵品の解説をご紹介します。

デザインが一新された 新高額切手 5円

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新高額切手 5円

 新高額切手は、それまでの旧高額切手の原版が関東大震災により焼失したため新たな図案が作られ、大正13(1924)年に発行されました。原版を彫刻した森本茂雄工芸官は、初めて聖徳太子の肖像が登場した乙百円券を手がけたことなどでも知られています。

 肖像の周囲には、直線と弧線を組み合わせた文様やデザイン化された縁取りが描かれ、アールヌーヴォーの雰囲気を感じさせます。また神功皇后の肖像は、旧高額切手とは表情や髪型をがらりと変え、頭の装飾や耳飾りが加わるなど現代的な女性のように描かれ、全体のデザインと相まって、一気にモダンで垢抜けた印象の切手に生まれ変わりました。

        
発行年 大正13(1924)年
技 法 凹版印刷
サイズ H26×W22 mm

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