『お札に見られる工芸官の技術 凹版彫刻作品展』は終了しました。
多数の皆さまのご来館どうもありがとうございました。
平成27年度 春の特集展
【お札に見られる工芸官の技術】凹版彫刻作品展
展示概要
国立印刷局には、お札や諸証券の原版彫刻を担当する工芸官という専門職員がいます。お札の肖像部分には、凹版彫刻という特殊な方法が使われています。工芸官の技術と芸術性は、お札に偽造防止効果をもたらし、印刷局の歴史の中で、数多くの製品を生み出してきました。本展では、日々技術の研鑽(けんさん)に努めている工芸官の凹版彫刻作品を紹介し、その技術と特徴を解説します。
今回展示するのは、工芸官の凹版習作のほか、印刷局の技術紹介のためにつくられた凹版美術作品、スーベニアカードなど、約50点です。また、会期中の土日祝日は、凹版印刷体験コーナーを設け、来館される方々に実際に凹版版面を印刷する原理を楽しみながら学んでいただけるような内容となっています。
本展が、日本のお札を彫刻した工芸官、そして国立印刷局についてより理解を深めていただく機会になれば幸いです。
工芸官の技術(動画)
凹版印刷体験コーナー(無料)
工芸官が作製した版面で、凹版印刷を体験することができます。所要時間は約20分で、図柄は数種類の中から選べます。完成した凹版印刷物は、記念にお持ち帰りいただけます。
【凹版印刷体験スケジュール】
○会期中の 土・日・祝
4/25・26・29、5/2・3・4・5・6・9・10・16・17・23・24・30・31
○受付時間
10:00~11:30、13:00~16:00
※混雑時は早めに受付を終了する場合があります。
※印刷体験は小学生以上を対象とさせていただきます。
開催日 | 平成27年4月21日(火) ~ 5月31日(日) |
---|---|
開催時間 | 9時30分 ~ 17時 |
休館日 | 月曜日(祝日の場合は翌平日) |
開催場所 | お札と切手の博物館 2階展示室 |
入場料 | 無料 |
見どころ解説
展示品リスト
展示品リストPDF