国立印刷局の職員5名が、創意工夫功労者賞を受賞しました。

この度、国立印刷局の職員5名が「平成27年度 科学技術分野の文部科学大臣表彰 創意工夫功労者賞」を受賞しました。
創意工夫功労者賞とは、文部科学大臣が行う表彰の一つであり、優れた創意工夫により、職域における技術の改善向上に貢献した者に与えられるものです。

▼国立印刷局の受賞者

受賞者5名
       
氏名 所属機関 件名
富田 賢司 東京工場 「日本銀行券表印章及び記番号インキ用ワニスの改善」
ワニスに配合する新規溶剤を見出し、新たなワニスを開発・実用化することで、品質の安定したインキの供給と品質測定方法の技術を確立することができました。
中川 昇 王子工場 「府県収入証紙製造における効率化とコストの改善」
多品種製造におけるロスを分析し、問題点を改善したことから、機械不稼働時間の低減による生産性の向上と品質不良の発生防止によって製造コストを低減することができました。
内田 匡俊 小田原工場 「高度化された券面検査装置の運用に向けた改善」
検査機能を十分に発揮するための機能や検出制度の確認を行い、問題点を改善することによって、他機関を含めた効率的な運用が図れるようになりました。
鈴木 秀樹 静岡工場 「製品倉庫数量確認方法の改善」
生産管理システムと整合性のとれた数量管理システムを開発したことにより、数量確認業務の効率化と数量保証体制が強化されました。
三角 健志 岡山工場 「夏季における製紙用薬品の効果的な添加方法の考案」
夏季の気温上昇にも対応できる薬品の新たな添加方法を確立したことにより、夏季における品質管理・保証が確実に行なえるなど、作業効率が向上しました。

 

国立印刷局の職員の受賞は、48年連続48回目であり、「信頼に応えるものづくり」への取組が評価されました。
なお、国立印刷局で受賞した職員に対し、科学技術週間(4月13日~4月17日)において、表彰状及びメダルが授与されました。

詳細は、文部科学省ホームページ外部リンク をご覧ください。

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