凹版画・すき入れ美術紙等
国立印刷局では、印刷や製紙の技術者と、デザイナー、彫刻部門が一体となって総合的な検討を行うことにより、高い品格と機能性を備えた製品を製造しています。美術品として、イベントの記念品などとして、ご活用いただけます。
凹版画
お札の製造で培った凹版彫刻の技法を生かした伝統的な巧みな技で、ご要望に応じたデザインの「凹版画」を制作いたします。
高度な技術と豊富な経験を持った工芸官が、鋼や銅の金属板にビュランという彫刻刀を用いて、直接彫刻しています。
すき入れ美術紙
紙を光に透かすと白く明るく浮かびあがるすき入れ紙のほか、「すき入れ美術紙」が制作できます。これは、お札のすき入れ(白黒すかし)と同じ原理で、紙の厚さを変えることによって、まるで絵画のように美しく繊細なグラデーションを表現しています。