第2次新昭和切手
更新日:2024年1月19日
各収蔵品の解説をご紹介します。
第2次新昭和切手 30銭
第二次世界大戦後に発行された普通切手です。
日本で唯一、切り取り穴(目打ち)が穴ではなくミシン目状となっています。
印刷局の工場が戦災に遭い、復旧途上にあった戦後間もない時期の切手には、裏のりも目打ちもなく、その不便さは国会でも言及されるほどでした。
そこで、裏のりと目打ちの両方に対応できるシール印刷会社に製造を委託したのがこの切手です。
シール印刷と同じ設備を使い、印刷と同時にミシン目状の型を打ち抜いています。
発行 | 昭和21(1946)年 |
---|---|
技法 | 凸版印刷 |
サイズ | H25×W21mm |
本文ここまで