S.K (平成27年度入局)

職員が日々、どのような思いで職務に取り組んでいるかをご紹介します。

静岡工場

印刷部印刷課

大学
法学部政治学科 卒業

私は、平成27年に国立印刷局に入局し、静岡工場の日本銀行券印刷工程に配属されました。

 最初に、日本銀行券印刷機のオペレーターを担当することになり、学生時代の専攻とはかけ離れた職務に戸惑いもありました。しかし、先輩方から、製品についての知識や印刷の技術を一から丁寧にご指導いただき、日本銀行券の製造という極めて公共性の高い「ものづくり」をすること、その一翼を担う仕事に誇りを持って取り組んできました。

 現在は、日本銀行券印刷工程の品質管理担当者として、高品質かつ均質な製品を世の中に送り出すべく、日々の業務に励んでいます。印刷された日本銀行券が製品規格を満たしているか分析・管理し、異常の発生を未然に防止すること等が、主な仕事です。印刷に適した環境や条件は日々変化します。その中で、均質な製品を造り続けなければならないという責任感とともに、大いにやりがいを感じています。

 国立印刷局には、唯一製品の「ものづくり」を通して日本経済の安定に寄与するという使命の下、様々な職務があります。それらは当然大きな責任が伴いますが、他では決して味わえない充実感や達成感もそこにはあります。

皆さんとともに、仕事ができる日を心待ちにしています。