偽造防止技術~過去に発行されたお札~
E券よりも過去に発行されたお札(D券)に施されている偽造防止技術についてご紹介しています。
すき入れ(白黒すかし)
すき入れは、紙の厚さを変えることによって表現する偽造防止技術で、「すかし」とも言われます。日本のすき入れは、白すかしと黒すかしを組み合わせていて、濃淡の差がシャープで、立体感があります。
過去に発行されたお札には、「すかし」で目の不自由な方のための識別マークも施していました。
- D一万円券(福沢諭吉)
- D五千円券(新渡戸稲造)
- D千円券(夏目漱石)
凹版印刷
額面の文字や肖像部分は、インキが高く盛り上がって印刷されています。手で触ってみると、ざらざらしているのが分かります。
超細密画線
お札の図柄は、とても細密に描かれています。このように細密な画線は、カラーコピー機や通常の印刷などでは再現しにくいものとなっています。
特殊発光インキ
記番号が褐色または暗緑色のお札では、お札の表にある印章に紫外線を当てると、発光します。
マイクロ文字
記番号が褐色または暗緑色のお札には、カラーコピー機等では再現が困難な微小な文字で「NIPPON GINKO」と小さな文字が印刷されています。
すき入れ(白黒すかし)
すき入れは、紙の厚さを変えることによって表現する偽造防止技術で、「すかし」とも言われます。日本のすき入れは、白すかしと黒すかしを組み合わせていて、濃淡の差がシャープで、立体感があります。
- C一万円券
(法隆寺夢殿)
- C五千円券
(聖徳太子)
- C千円券
(伊藤博文)
- C五百円券
(桜の花と波線)
凹版印刷
額面の文字や肖像部分は、インキが高く盛り上がって印刷されています。手で触ってみると、ざらざらしているのが分かります。
超細密画線
お札の図柄は、とても細密に描かれています。このように細密な画線は、カラーコピー機や通常の印刷などでは再現しにくいものとなっています。