電話料金の支払いにも使われた 旧高額切手 10円

更新日:2024年1月19日

各収蔵品の解説をご紹介します。

電話料金の支払いにも使われた 旧高額切手 10円

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旧高額切手10円

本資料は、明治41(1908)年に発行された超高額の普通切手です。
当時の郵便料金は、封書が3銭、ハガキが1銭5厘でしたが、10円もの高額切手は、徐々に増加していた外国宛の郵便物や、日露戦争(1904年-1905年)以来急速に需要が増えた電話の架設願いなど、高額料金を納めるために使われました。
偽造防止のため、お札に準じた本格的な凹版彫刻による精緻な肖像が採用されており、すでにお札にも登場していた神功皇后(じんぐうこうごう)が描かれています。


発行年明治41(1908)年
サイズH25×W21 mm

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