職員が日々、どのような思いで職務に取り組んでいるかをご紹介します。

東京工場
印刷部　印刷第3課

大学
理学部物質生物科学科　卒業

私は学生時代に授業で視覚特別支援学校に行き、日本銀行券のユニバーサルデザインについて知ったことがきっかけで国立印刷局に興味を持ちました。

平成31年に入局し、最初の2年間は日本銀行券の検査仕上工程に従事しました。ここは日本銀行券製造の最終検査工程であり、私が検査に携わった製品が社会に流通すると思うと、責任とやりがいを感じました。

3年目には印章記番号印刷工程に配属されました。ここでは大きな印刷機で日本銀行券の検査を行いながら印章と記番号を印刷します。異なる工程を経験したことにより、これまで行ってきた業務への理解がさらに深まりました。
現在はこの工程で品質管理担当をしています。これまで学んできたことを活かし、高品質な製品を安定供給するための業務に取り組んでいます。

国立印刷局に興味を持たれた皆さんの中には、国立印刷局の業務と今まで学んできたことは全く関係がなかったり、機械の扱いはあまり得意ではないからと、不安を感じる人もいるかもしれません。私も最初は不安でした。しかし、配属された先には、いつも多くの先輩方にたくさん助けていただきながら、学んで成長していける環境がありました。

いつか皆さんと一緒に仕事ができる日が来たら、今度は私がサポートできるよう、業務に励んでいきたいと思います。