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S.B (平成30年度入局)

更新日:2024年1月18日

職員が日々、どのような思いで職務に取り組んでいるかをご紹介します。

小田原工場
製紙部 製紙第4課 調製抄造第4係
(兼)研究所 基盤技術研究部

高等専門学校
機械工学科 卒業


私は、平成30年に小田原工場の製紙部門の中の、抄造工程に配属されました。抄造とは、「抄紙機」と呼ばれる大型機械で、日本銀行券や証券製品などの用紙を製造する工程です。入局当初は、抄紙機のオペレータ業務について、知識を得るのに一生懸命でした。しかし、ひとつひとつの作業を先輩方から丁寧に教えていただき、少しずつですが、自身の成長を感じられた喜びは、今でも鮮明に覚えています。

現在は、抄造工程に用紙の原料となる「紙料」を調合し流送する、調製工程に席を置きつつ、製紙分野への知識をより広く、深くするため、研究所を併任しています。調製抄造工程に所属した経験から、製紙設備等の高度化に関する研究や、将来の銀行券用紙に関する研究に携わっています。その中で、これまで培ってきた知識を活かせることにやりがいを感じつつ、自己研鑽を重ねる日々は、大変有意義で楽しいものです。

また、国立印刷局は、様々な分野の研修、人材育成に力を入れており、自身のスキルアップにつながる環境が整っています。業務で疑問に思ったこと、興味を持ったことを、研修に参加し、自身で突き詰めていくことができるのは、弊局の大きな魅力です。

自身の成長を実感し、やりがいのある業務に携わることができる国立印刷局はいかがでしょう。弊局に興味を持たれた皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています。

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