製版の革新 小判切手 1銭の解説

各収蔵品の解説をご紹介します。

製版の革新 小判切手 1銭

製版の革新 小判切手 1銭

 明治初期、最新の製版技法であったエルヘート凸版を採用した初めての切手です。それまでの手彫り方式とは異なり、原版を正確に複製し、精緻で均質な図柄を印刷できるようになりました。
 当時、郵便取扱数が大幅に伸びたことから、その需要をまかなう製造体制の確保が必要となり、また外国郵便も取り扱われるようになったことから、先進国並みに洗練されたデザインや印刷技法へと改良が求められたのです。
 楕円形のデザインから「小判切手」と呼ばれるこの切手は、そのデザイン、彫刻のほか、製版法の指導についてもお雇い外国人キヨッソーネが担いました。

発行年 明治9(1876)年
技 法 凸版印刷
サイズ H25×W21 mm

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