短命のはがき 桜はがきの解説

各収蔵品の解説をご紹介します。

短命のはがき 桜はがき

短命のはがき 桜はがきのイメージ

 第二次世界大戦直後に発行されたはがきです。料額部分に桜の花が描かれています。
 それまでの楠木正成のデザインが、GHQに「軍国主義の象徴」とみなされ、使用を禁止されたことから、代わりに発行されたものです。 
 ところが、発行からわずか5日後にはがき料金が値上げされ、そのままでは使えなくなりました。1か月後には、新料金用のはがきも発行されたため、わずかな期間しか使用されませんでした。
 紙不足のため、用紙には軍票(戦地で発行した特別な紙幣)の再生紙を使っており、所々に青いインキのあとが見えます。

発行 昭和21 (1946) 年
技法 凸版印刷
サイズ H140×W90mm

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