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第1回ICAI2015で国立印刷局のImageRipple(イメージリプル)がBest Paper Awardを受賞しました。

更新日:2024年1月19日

ICAI2015

第1回ICAI2015(The 1st International Conference on Advanced Imaging)が、2015年6月17日(水曜)から6月19日(金曜)までの間、一橋講堂学術総合センターで開催され、国立印刷局の偽造防止技術の一つであるImageRipple(イメージリプル)が「Best Paper Award」を受賞しました。

今回が1回目となるこの会議は、画像関連の5つの学会(日本印刷学会、日本写真学会、日本画像学会、日本画像電子学会、映像情報メディア学会)が共催する大規模な国際会議です。発表トラックは、印刷・加工、デジタル画像、国際標準、画像利用・解析、画像機器・素材の5つから構成され、技術分野の垣根を越えた意見交換が行われました。

国立印刷局は「Development of Digital Imaging Technologies for Security Design(セキュリティデザインに向けたデジタルイメージ技術の開発)」と題し、ImageRipple(イメージリプル)の開発の変遷とその機能性や魅力等について発表し、独自性のある技術力が高い評価を受け、受賞に至りました。


ImageRipple(イメージリプル)とは

印刷物にレンチキュラーレンズと呼ばれる特殊な透明シートを重ねると、埋め込まれていた画像が鮮明に現れる技術です。2007年に国立印刷局が発明し、その後改良を重ね、現在では埋め込む画像にモノクロ写真とカラー写真の両方を適用できる技術が創出されています。

イメージリプルとは

※ImageRipple(イメージリプル)で予め画像を埋め込んだカードにレンチキュラーレンズを重ねると、カラー画像が出現します。写真と同じ顔であれば本物の証明とすることができます。

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