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国立印刷局を志望される方へ

更新日:2025年6月9日

国立印刷局で就職をお考えの方へ、総務部長からのメッセージをお伝えします。

総務部長からのメッセージ

150年の信頼、未来への挑戦

150年の信頼、未来の日本を支える挑戦に、興味を持っていただきありがとうございます。

国立印刷局は、2021年に創立150年を迎えた、日本銀行券、パスポート、官報など、政府があまねく提供する公共の財や情報の製造実務を、独立採算で運営している組織です。職員一人一人が国家公務員の身分を持ち、その責任を背負いながら、時代に合わせて成長しながら、そして、互いに支え合い、国民から信頼を得ることに努めながら、日本社会の基盤を支えてきました。

一方で、課題もあります。
まず、未来への貢献です。これまで、製品と情報サービスで当たり前の日本の暮らしを支えてきましたが、キャッシュレスやデジタル化社会の流れを真摯に受け止め、個人の成長を通し、組織の強みを活かした価値創造に繋げていく必要があります。次に現場の進化です。現場経験から体得する経験やノウハウは、機械では完全に代替できません。年々高度化してきている現場力を維持・保持しつつ、個々の改善・開発力を含めた能力を磨き、更なる進化を図っていく必要があります。また、本年4月1日から、平成15年の独法化以降初めて国立印刷局法の業務規定が改正され、電子官報の発行やベース・レジストリデータの加工業務を担うことになりました。これは、正確・確実な情報提供が求められてきた現場業務で培ってきたデータ加工や管理といった強みが評価され、新たな事業展開への扉が開いたものです。

国立印刷局は、自己実現ができる組織です。職員一人一人が組織の中で役割を背負い、汗をかき、試行錯誤し、良識ある行動をもって組織に貢献しています。また、職員が各種研修制度を活用し学び続けられるよう、持続的研鑽のサポートを組織的に行い、何事にも挑戦できる環境を整えています。更に、個々のライフステージに応じてワークライフバランスを保ちながら、幅広い業務に携わることでキャリアアップを図ることができます。

国立印刷局は、組織の想いと共に時代の流れに対応できる組織です。しかしながら、変化のスピードは速いため、確かなものづくりや情報サービスの提供を継続していくには、不断の改革努力に加え、若手職員のパワーが必要です。

社会に必要とされる仕事だからこそ、安定性だけでなくやりがいもちゃんとあります。150年の信頼の下、社会基盤を支え、かつ、未来を支える仕事に挑戦するという志のある方、是非私たちと一緒にこれからの日本社会のインフラを築いてみませんか?

あなたの成長が、日本の未来を創ります。ご応募を心からお待ちしています。



独立行政法人国立印刷局 総務部長
菊池 泰之

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