特別展示

紙幣寮の銅版画師 ─明治時代を鐫んだ職人の技─

令和7年度第2回特別展

 国立印刷局の前身である紙幣寮では、切手や証券類を印刷・製造する際、手彫りの原版製作を民間の銅版画師に委ね、
松田緑山(ろくざん)、梅村翠山(すいざん)、柳田龍雪(りゅうせつ)、中村月嶺(げつれい)等が御用銅版画師として
活躍しました。彼らの手による製品は、草創期の紙幣寮の姿を今に伝える貴重な資料となっています。
 本展では、このような銅版画師たちの活動を通して、紙幣寮の歴史や製品製作の実態をご紹介します。特に、具体的な
活躍の様相をよりいっそうご理解いただけるよう、中村月嶺が紙幣寮から受注した製品内容の記録帳 紙幣寮 御下絵 上納
覚 御用控」とその翻刻文を展示します。この機会にぜひご覧ください。
 また、会期中には、凹版印刷体験イベントも開催します。

開催日時令和8年1月14日(水曜日)から3月8日(日曜日)まで
開催時間午前9時30分から午後5時まで
休館日月曜日(祝日の場合は翌平日休館)、令和8年2月8日(日曜日)
開催場所お札と切手の博物館 2階展示室
入場料無料

凹版印刷体験風景画像

 お札に使われる印刷方式「凹版印刷」の体験イベントを開催します。
 版面の画線(図柄部分の凹み)に専用のインキを詰め、余分なインキをふき取って、印刷機で手刷りします。
 体験時間は約20分、その後乾燥に約10分で完成です。印刷物は記念にお持ち帰りいただけます。

 ※体験には約30分程度の時間を要するため、早めに受付を終了する場合があります。
 ※体験の対象者は小学生以上とさせていただきます。

体験イベント開催日令和8年1月30日(金曜日)、31日(土曜日)
    2月1日(日曜日)、6日(金曜日)、7日(土曜日)、11日(祝日)、13日(金曜日)、14日(土曜日)、
     15日(日曜日)、20日(金曜日)、21日(土曜日)、22日(日曜日)、23日(祝日)、27日(金曜日)、
     28日(土曜日)
    3月1日(日曜日)、6日(金曜日)、7日(土曜日)、8日(日曜日) 
開催時間午前10時から11時50分まで(受付開始午前9時50分から)、
午後1時10分から4時まで(受付開始午後1時から)
休館日月曜日(祝日の場合は翌平日休館)、令和8年2月8日(日曜日)
開催場所お札と切手の博物館 2階展示室
体験料無料

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