見どころ解説(令和元年度_第1回特別展)

更新日:2024年2月6日

特別展示の見どころについて紹介しています。

この展示は終了しました。ご来場ありがとうございました。

令和元年度 第1回特別展
なるほど!なっとく!お札の文字のひみつ


日本のお札にある文字 日本 ? 円 平成16(2004)年

文字とは、ことばを伝えたり、記録に残したりするために、線や点を使って形作られた記号のことです。世界の国々にはそれぞれにことばがあり、それを表す文字は国によって違います。では、お札のどこにどんな文字が入っているでしょうか。


文字がなくてもお札と分かる?

展示では、あえて文字が見えないようにしたお札を用意しています。
いくらのお札なのかすぐに分かるでしょうか。

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タイ文字の入ったお札 タイ 80バーツ 2012年

お札を使うときに皆さんが一番気にしてよく見ている文字は額面(金額)ではないでしょうか?額面を表す数字や文字は、お札を使いやすくする役割があります。
その国らしさや国民意識、愛国心を高めたりする役目も果たしたり、目の不自由な方にもわかりやすくするなど、いろいろな人が使うお札だからこその工夫が施されています。


世界のお札で見る独自の数字

世界の国々のお札の中にはアラビア数字(12345…で書き表される数字)とは異なる、その国独自の数字で額面(金額)を書き表している国もあります。日本ではなじみのない数字もあります。

体験コーナー:触って確かめよう!識別マーク

目の不自由な方が額面(金額)を区別できるように、お札には手触りで判断できる工夫が入れられています。
触ってみて、箱に入っているお札の額面を当ててみましょう。

体験コーナー:お札の文字を写し取ろう

お札にはいろいろな文字があります。どんな文字が書いてあるのか、どんな形の文字なのか、テンプレート定規やお札の文字のお手本を見ながら、真似して書いてみましょう。自分で文字を組み合わせて世界でたった1枚のお札をデザインしてみましょう。

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罰則文言入りのお札 フランス 50フラン 1999年

一般的にお札は紙でできているので、金属製の硬貨(コイン)と比べて軽くて持ち歩きやすいのですが、紙そのものに価値があるわけではありません。そのため、紙にお金としての価値を持たせ、お札を安心して使えるような工夫がなされています。


お札にはいっぱい文章(文言)が書かれている?

世界の国々のお札には、文言が書かれていているものがあります。その文言は、それぞれの国のことばで書かれていますが、実は内容は似ています。どんな内容の文言なのでしょうか。

体験コーナー:お札にある小さな文字を見てみよう

お札には、ニセ札を作らせないように、コピーしても再現できないぐらい小さな文字が入っているものがあります。ルーペを使って、自分の目で確かめてみましょう。

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お札ができるまで 模様を印刷する

お札に書いてある文字は、お札を使いやすく、信頼できるものにすることに大きく関わっていますが、もしも書いてある文字がきちんと読めなかったら、それが本物のお札でも、その信頼や便利さは揺らいでしまいます。

世の中にそのようなお札が出回ったら、買物をしたくてもお店の人に「ニセ札かも…」と疑われ、受け取ってもらえないことが出てくるかもしれません。つまりお札を作るには、正確に、美しく印刷する技術がないと成り立たないのです。


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