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識別性向上のため、五千円券のホログラムを改良しました。

目の不自由な方々にとって、より使いやすいお札へ

 目の不自由な方々にとって、お札(日本銀行券)がより使いやすいものとなるよう、財務省、日本銀行及び独立行政法人国立印刷局では、券種の識別性を向上させるための取組を行ってきました。
 その取組の一つとして、五千円券の表面左下にあるホログラムの透明層(光沢性のある透明シール)を、約1.7倍に拡大するとともに、楕円形から四角形に形状を変更しました。(2014年5月12日発行開始)
 この改良は、ホログラムの透明層の触感がその他の印刷面と異なることを利用し、目の不自由な方でも手触りで容易に券種を識別できるようにしたものです。

 しばらくの間は2種類の五千円券が流通することになりますが、改良前の五千円券もこれまでどおり使用できます。

五千円券ホログラムの改良


改良前と後の違い


※五千円券の寸法、模様等を変更するものではありません。本改良に合わせ、五千円券の記番号が黒色から褐色に変更になりました。
※お札識別アプリ「言う吉くん」(アイフォーン用)も、これまでどおり利用できます。

2014年5月8日、東京工場において五千円券改良記念式典を開催

 発行前に改良五千円券についてお知らせするため、2014年5月8日、国立印刷局東京工場において、財務省、日本銀行及び視覚障害者団体等各関係者出席のもと、記念式典を開催しました。
 古川財務副大臣をはじめ、岩田日本銀行副総裁、鈴木日本盲人会連合副会長からご挨拶をいただきました。また、古川財務副大臣、葉梨財務大臣政務官による改良五千円券のお披露目等を行いました。

式典の様子


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